駒村農園

5月時報。

もうすっかり夏の気候になってきました。暑いです…
農園は盆地にありますので、「夏暑く、冬寒い」という難儀な環境です(笑)



5月上旬、連休後半あたりでりんごの花が満開となりました。
りんごの花の特性として「同じ品種の花粉では受粉しない」というものがあります。
(例:ふじの花粉でふじは受粉できない)
より良い遺伝子を残すためなのか、別品種の花粉が必要になります。
いろいろな品種が植わっている畑なら問題ないのですが、同じ品種をまとめて植えてある畑は
人間が花粉を用意してあげる必要があります。



実をつける花を残し、開花直前~開花中の花を摘み取ります。
これを農協の専用施設に持ち込み、「解葯(かいやく)」と言う作業で花粉だけを取り出します。
その花粉を毛バタキに付けて、受粉させたい花にポンポンと付着させていきます。
簡単に言うと、人間がミツバチのまね事をするわけです。

効果が瞬時に出るものではないので、うまく結実したものが果たして仕事の成果なのか、それともミツバチが頑張ってくれたのか…
それは誰にもわかりません(笑)
半分はおまじないのような意識でやっていますが、やるとやらないとでは明らかに差がでるので疎かにはできない作業です。

今現在は花も散り、赤ちゃんサイズのりんごの実が確認できるようになりました。
これからは実際に収穫する実を選抜し、他を摘み取っていく「摘果(てっか)」の作業が主になります。


5月に入り、ぶどうの作業も始まりました。



お団子が繋がっているように見えるところが将来ぶどうの房になります。
このままだと枝がただただ上に伸びていってしまうので、房の部分が下を向くように枝を倒して頭上のワイヤーに留めていきます。
ぶどうの枝は硬く、ハリがあるので倒している最中にポキッと折れてしまうともしばしば…
毎年恒例の作業なのですが、なかなか上手になりません(笑)

ぶどうは開花から収穫までがりんごとは比べ物にならないくらい短いので、その分作業も忙しくなります。


6月は田植えから始まり、ぶどうの作業がピークを迎えます。梅雨の蒸し暑さや雨に負けず、頑張っていきます!

信州りんご 無農薬野菜 駒村農園